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ネビラキ カヌー体験[2019/05/04 9時〜10時体験 ]

更新日:2019年5月21日

岩手県釜石市 F.Gさん 男性 2019/05/04 9時〜10時体験

GWも後半の5月3日、ネビラキさんのカヌー体験に参加させて頂いた。

私自身、カヌー体験が初めてだった事もあり予約した段階から非常に楽しみにしていたのだが、その期待は確信へと変わった。

当初の予定ではお薦めされた朝の時間帯での予約だったが、私の仕事の都合で時間帯を急遽変更させて貰い、9時~10時の1時間コースをお願いした。

当日は天気にも恵まれ、快晴の中を車で移動すると1年ぶりの西和賀町の町が見えて来た。

そして集合場所の廻戸という地域に到着すると既に友人がウッドデッキにいて食事をしていたので続いて加わり、山菜の天ぷらと食後のコーヒーを頂き、ほっこりした所でいよいよ準備開始。


ツアーの説明を受けて、乗船開始。


友人が先頭、私が中央に乗り込み、ガイドの然君は後ろで舵のコントロールを担う。

いよいよ錦秋湖のカヌーツアー開始。

午前中の早い時間帯という事もあってなのか、湖の周りも静寂な空間に包まれていた…

温かな日差しを浴びながら、エメラルドグリーンの湖に沈む森の中を進んで行く。

錦秋湖の水がエメラルドグリーン一色になる現象については石灰岩が溶け出しているのがその理由だそうで、雪解け水の恩恵により水位が増える事でカヌー体験が出来るのもこの時期(4月下旬~5月下旬)1か月間だけなのだとか。

何より、この景色を毎日見ているガイドの然君は日々の変化をつぶさに感じているエピソードを伺うと、この地域で自然と共に暮らす事の喜びを知る楽しさを実感する彼の言葉から何度も垣間見えた。そしてその魅了を我々、参加者にも同じように味わって欲しいという気持ちが込められているのを感じた。


ブナの木には葉っぱの芽の所に芽鱗(茶色く尖ったもの)というものがあり、これが時期になると大量に散って湖に浮かぶと幻想的な光景を作り出す。この時期に体験で訪れた人でないと見られない貴重な景色だ。

うるい(オオバギボウシ)、片栗の花、水芭蕉、沢胡桃など、季節毎の植物が自生していて、多様な生態系を保ちながら共存している。

ガイドの然君はカヌーに乗っていた際に熊を目撃した事もあるのだとか…。

北上(工業地帯)のすぐ隣にある町なのに、それほどこの地域は自然豊かなエリアであると言う証でもある。


途中、カヌーやカヤックのグループと出会う。

挨拶に始まり話しをしてみると、何と同じ釜石から来たそうで、住まいも近い町内である事まで知った。旅の中での偶然の出会いはこれだから面白い。


コースの奥は川になっている為に最終地点はその手前にある滝が流れる隠れスポットのある場所へ上陸。

この場所でマイナスイオンを浴びながら飲む紅茶が格別に美味しい。


日々の喧騒を忘れ、過ごす貴重な至福の時間。


ゆっくりと流れる時間の中で、耳を澄ませると一瞬、一瞬で起きている自然界の音の全てがBGMになるというのがこのカヌーツアーの最大の特徴である。

まさに五感で堪能できるカヌーツアーはこの西和賀に来ないと体験出来ないと実感した。

これは是非、様々な人にお勧めしたいツアーである。




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