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心身を西和賀に向けた時間[2019/11/01 11時〜]




9月7日のリバートレッキングに参加させていただき、失礼ながら初めて西和賀の、そして廻戸川の美しさに感動しました。今年の秋は10年に一度、湯田ダムの点検で水量が増し、同じコースをカヌーで回れるとのことで、同じメンバーで体験させていただきました。


一関を出発すると雨が降り出し、「晴れなくてもいいから雨降らないで〜」と願いつつ廻戸に到着。雨はすっかり晴れて、雲間から太陽が顔を出し始めました。初めて着用するライフジャケットにテンションも上り、いざカヌーに乗船。想像していた不安定さは全く無く、私は安心して櫂を持ち先頭に乗船させてもらった。初めて櫂を漕ぐ私は自分で操縦してたように感じ、写真撮影は友人に託して櫂を漕ぐことを楽しんでいたが、全ては後方で瀬川さんが操っていたのでした笑  


雨上がりの為か漕ぎ出しは風が強かったが、上流に進んでいくにつれ徐々に風は静かになっていった。水面に黄色や赤の葉っぱが落葉した絨毯の中を漕いでいく。さらに進んでいくと白柳の大木が水から7、8本逞しく立っていた。ちゃんと生きているのに、枝には苔が生えていた。その様はカナダや北欧とか異国でカヌーに乗ってるよう。この風景は言葉では表現できません。是非行って見て感じてもらいたいと思っています。リバートレッキングの時と風景が違うけど、「あっ、ここが腰まで浸かったとこだ、ここでおやつを食べた、滝があったよなぁー」と覚えていた。復路がスタートする前に、カヌーに乗ったまま瀬川さんご夫妻が用意してくれた西和賀のお菓子と紅茶をいただいたのだが、これがものすごく美味しかった。ご夫妻の暖かさが心に染み渡るようだった。  


復路は太陽に向かって漕いで行くため、光が眩しく水面を輝かせ、キラッキラに光る湖面と、カエデ、モミジ、ワラビの葉っぱの紅葉との相乗効果で、本当に感動的でした。心が洗われるってこういうことを言うんだなぁ。純粋に心身を西和賀の自然だけに向け楽しめた時間でした。また来年お世話になります。ありがとうございました。


岩手県一関市 Y.Kさん 女性

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