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この場所でしかみられない景色[2019/11/3 9:00~]



盛岡市 M.O 女性

今日は霜月、11月の3日、虫の鳴き声もいつしか消え、晩秋の冷気を感じるようになりました。盛岡に来て4回目の秋、今年はなんだか暖冬のような気がします。

西和賀でカヌーに乗るのは今年2回目で、前回は春紅葉の一番初めに来ました。あの時は風もあり寒かったなぁと思いもしました。しかし春だけに現れる水没林や、錦秋湖のど真ん中をカヌーで冒険するということは滅多にできることでは無く、すごく楽しかったことを覚えています。私の釜石の実家は被災前にカヌーを持っていて夏になるとよく海で遊んでいました。そのカヌーは今は波にさらわれ太平洋のど真ん中を漂っているのでしょうが、そんな子供の時のこともあり、私にとって船で遊びに出るというのは大変懐かしく子供心をくすぐられることでした。

いざ、船に乗り込むと水面が鏡のように紅葉を映し出し、思わずため息の出るような風景が広がっていました。西和賀に来る途中、紅葉はいくらでも見ることはありましたが、山の奥まで広がるこの風景を水面に映った分で二倍楽しむのはこの場所でしかできないでしょう。時折り見られるヤマモミジの赤が、他の広葉樹の黄色や針葉樹の緑を際立て、素晴らしいグラデーションが季節の移り変わりを感じさせてくれます。大学では私の実験も終わり、今こうして好きなことを少しずつする余裕が出てき始めました。カヌーを漕ぎながら、こんな素晴らしい休日を過ごせるということを噛みしめながら、農学部という植物を相手にした職業柄か、紅葉と自分の研究の終わりが重なって不思議な気持ちになりました。 次は西和賀の雪あかり、行こうかな。



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